グローバルキャリアウーマン養成講座 ～国際社会で生きていくための心得

女性の力を活かして社会を活性化させることは、日本政府の政策としてだけではなく、日本企業にとっても大きな課題、目標になっています。実際に今まで男性しかいなかった職種に女性がつくようになったり、女性が海外派遣されるという事例も増えてきました。育メンという言葉にも代表されるように、家事や育児に積極的に参加する男性も目立つようになってきました。

同時に、女性が男性と同じ立場に立つために何倍もの努力をしなければならないという状況や育児サポート体制が十分でないことなど、女性が力を発揮しきれない社会的、文化的要因も根強く存在します。

しかしながら、女性が力を活かせるかどうかというのは、女性自身のあり方にもよるのではないでしょうか。

キーワードは己を知ること、そしてしなやかに生きること。

マクドナルド氏自身、日・米・英系企業にて通算40年勤務した経験から、数多くの”glass ceiling”に直面しています。そして特に英国企業勤務時代は、 「日本人はいらないんだよね。」とまで言われた面接を経て、ほぼ男性しかいなかった営業職に採用。数々の苦難に直面しながらも営業成績は常にトップであり続けました。

それは彼女の営業スキルが優れていたからでしょうか？

実は根本的に重要なことがありました。

それは己、しかも隠れた己を知ること。自分を本当に理解し、自分の可能性に蓋をしないこと。

そして男性社会の中にあっても、男性と同じようになることで戦うのではなく、女性らしらを失うことなくしなやかに戦う。

その上で日本、そしてグローバルに活躍するためには、どのような心得を持っておけばよいのか。

これらの点を中心に講演を行い、講演後は積極的なディスカッションとなりました。 

女性だけに限らず、己を知り、目標を設定し、日本人として誇りを持ち、果敢に挑む。そうすることでグローバルに活躍する道が開けます。これからもこのメッセージを多くの人に伝え、国際的に活躍される日本人が少しでも増えるように微力ながら寄与して参りたいと考えております。

講演の詳細につきましてはOIHイベントレポートをご参照ください。