お知らせ

テムズバレー商工会議所主催「International Technology Conference」開催

05 May 2018    


5月3日、テムズバレー商工会議所主催のカンファレンス「International Technology Conference」が開催されました。

 

ここでは毎年、テムズバレー地域のみならず英国における最新技術動向、ビジネスモデル、課題やその解決策についてのプレゼンテーションやパネルディスカッションが行われています。

 

5回目の開催となる今回も大変盛況で、政府、業界団体、企業、大学など幅広い分野から200 人超が参加、ランチタイムやコーヒーブレイクを有効に使った活発な意見交換が行われ、 VR (Virtual Reality)などの新技術を試す姿も見受けられました。

 

今年は、技術系イノベーション、ベンチャー、企業内起業をはじめ、新技術のビジネスへの適用例としてのAR (Augmented Reality)も紹介されました。また、技術の進歩にともない社会の仕組みや雇用形態が急速に変化する中、どのような心構えが求められるのか、創造性豊かな次世代をいかに育成できるかといった議論もなされました。

 

このカンファレンスには日本政府や在英日本企業の方々も毎年参加され、英国における技術トレンドを理解できる貴重な機会だとのお声をいただいております。テムズバレー商工会議所会員でなくとも、また国・地域を問わず広くご参加いただけますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。



「Smart Energy Week 2018」出展のサポート

05 March 2018    


2018年2月28日〜3月2日、東京・ビッグサイトにて開催された「Smart Energy Week 2018」に、岡谷鋼機社とCrowd Charge社(敬称略)が共同出展しました。

弊社は、政府関係者や企業様との商談のサポートに加え、展示会ブース内に掲示のパネルの製作(含日英語の併記)、プロモーションビデオの日本語字幕の精査等について支援いたしました。

 

この両社の協力関係は、岡谷鋼機社・ニチコン社・DriveElectric社による提携に遡ります。もともとはニチコン社のV2Gチャージャーを英国市場へ展開するための協業でしたが、良好な関係が深まる中、今回はその逆の「英国から日本へ」の市場展開が目的でした。具体的には、DriveElectric社の 100%子会社、Crowd Charge社が開発した、EV車を有効に利用するためのエネルギーマネジメントプラットフォーム「Crowd Charge」 を岡谷鋼機社の支援を得て日本市場に展開するというものです。

 

「Crowd Charge」は、AIでEV車の充電タイミングをコントロールし、EV車のバッテリーの蓄電機能を有効活用する技術で、V1G (スマートチャージ)、V2H (Vehicle-to-Home)、V2G (Vehicle-to-Grid)などへの幅広い活用が期待され、現在英国内で行われているEV車700台を使った世界最大規模の実証実験「Electric Nationプロジェクト」でも使用されています。

 

日本では、住宅向けの太陽光固定価格買取制度(FIT)が2019年で終了します。また、EV車やプラグインハイブリッド車の増加により見込まれる電力需要急増に対応するインフラ対策という大きな課題を抱える中、今回の展示会会場では、電力各社、EV メーカー、カーシェアリング運営企業など、関連各社から予想を上回るご反響をいただきました。

 

両社は、2018年9月 26〜 28日に開催される「Smart Energy Week 2018 大阪」への出展も予定しております。詳細は日が近づきましたらあらためて当HPでもご案内させていただきます。ご関心をお持ちの皆様のご来場をお待ちしております。



英国・テムズバレーから関西へ、2回目の経済交流使節団派遣

26 January 2018    


2018年1月15~19日、英国・テムズバレーより関西へ、トレードミッション(経済交流使節団)が派遣されました。2014年に大阪商工会議所とテムズバレー商工会議所がMoU(業務提携覚書)に調印して以来、テムズバレーからは2回目の派遣となります。

弊社は、使節団派遣までの8ヶ月間にわたり、戦略的な計画立案、対象セクターの選定と参加企業の募集、参加企業と日本企業との商談会のセッティング、大阪滞在中のスケジュール管理・各種手配等、さまざまな面から両商工会議所の支援をさせていただきました。

 

経済交流使節団派遣の最大使命は「参加企業に対して最適なビジネス機会を創り出すこと」です。今回は、AI、IоT、エネルギーセクターを中心としたテムズバレーを拠点とする英国企業9社が大阪を訪問。大阪市内で開催されたセミナーでのプレゼンテーションの後、日本企業との商談会を行いました。また、浅井亨 近畿経済産業局通商部長、セーラ・ウテン 在大阪英国総領事、古川実・立野純三  大阪商工会議所副会頭 ほか(敬称略)との面談も実現しました。

これらがすべて滞りなく運びましたことは、大阪・テムズバレー双方の商工会議所や近畿経済産業局、関係各社の皆様のご尽力・ご協力とチームワークの賜物にほかなりません。

 

参加企業からは

「政府関係者や様々な企業との面談など、たった2日半であらゆることを実現でき驚いた。潜在的なビジネス機会が得られ、感謝している。」

「全行程が非常に効率よくアレンジされていた。これほど歓迎いただいたこともかつてなく、また予想をはるかに上回るものだった。」などの嬉しいお声をいただきました。

しかし、経済交流使節団の派遣で重要なのはむしろ「終了後」といっても過言ではありません。確実に次のビジネス機会へと確実につながってゆくよう、弊社は引き続き参加企業のサポートを続けて参ります。

 

詳細につきましては下記でもご覧いただけます。

 日本経済新聞社2018年1月17日記事 

近畿経済産業局HP「フォトかんさい」

TVCC News

    



メリークリスマス & 良いお年をお迎えください 

(ロンドン、リージェントストリートより)

22 December 2017


 

本年もひとかたならぬご厚情をいただき、誠にありがとうございました。

厳しい状況を乗り越え、新たなビジネス機会を創出することができましたのも、お客様そしてビジネスパートナーの皆様のお力添えのお陰と、心より感謝申し上げます。

来年も全力を尽くしますので、引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

新年も皆様にとられまして実り多き一年となりますように、お祈りいたしております。