Japan Roundtable - 2025年大阪・関西万博開催に向け一層の地域連携強化へ

03 December 2018

 

毎年恒例となったテムズバレー商工会議所主催のイベント「Japan Roundtable」が、11月30日にCliveden Houseにて開催されました。近畿経済産業局、大阪商工会議所、関西を代表する企業、テムズバレーに拠点を持つ日本企業、すでに日本企業と取引のある地元企業などから約20名の皆様が出席、今回も活発な意見交換がなされました。

 

Japan Roundtable開催の1週間前には、2025年の万博の会場として大阪が正式に選ばれました。また英国航空は2019年3月31日よりヒースロー空港・関西国際空港間の直行便運航を開始することを発表しました。関西・テムズバレー両地域のビジネス発展をさらに後押しすることになるであろうこれらの嬉しいニュースを受け、テムズバレー商工会議所・大阪商工会議所は、両地域の発展、ビジネス機会創出に向けて今後一層の連携強化を図る方向で合意しました。

 

意見交換の中で、地元企業からの出席者が日本企業や日本本社との関係構築における経験談を共有くださいました。そこで出たのは「日本企業のリクエストは非常に詳細にわたることが多く、決裁にも時間もかかるが、一旦決断が下るとその後はスムーズに進む」というお話でした。さらに、「忍耐力が求められるものの、長期にわたる良い関係を築く素地になることを考えればその価値はある」との声も聞かれました。

 

このように日本企業の商習慣への理解が英国の地元企業に浸透してきていることを肌で感じ大変嬉しく感じると共に、ますます弊社が役割を果たしていかなければと、身の引き締まる思いです。

 

日本では、2019年ラグビーW杯、2020年東京オリピック、2025年大阪・関西万博と大きな国際イベントが続きます。日本・英国両国間の文化・経済両面での交流および発展へとつながる機会として参りたいと思います。